J.Score(ジェイスコア)

jscore
実質年率0.912.0
最大ご利用限度額 10万円~ 1,000万円 
総合評価 4
消費者金融 審査

※J.Score(ジェイスコア)の「AIスコア・レンディング」の登録体験記はこちらでチェック

●概要

2016年11月に、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資で、全く新しいスタイルの個人向け融資サービスの会社を設立しました。
それが株式会社J.Score(ジェイスコア)です。

J.Score(ジェイスコア)の最大の特徴は、ビッグデータとAI(人工知能)を審査に導入していることです。
顧客が、一見、審査に無関係と思われるようなライフスタイルに関する質問に回答してゆくことで、ビッグデータとAI技術で分析、スコア化(点数化)され、適切な金利や契約限度額が提示されるというシステムです。
質問への回答は任意ですが、情報を追加で入力すればするほど、より有利な条件で借入れ出来るようになるといったシステムを導入しています。

このようなシステムは「スコアレンディング」といって、日本での導入は、今回のJ.Score(ジェイスコア)が初になります。

●商品性

J.Score(ジェイスコア)についての説明は、その公式ホームページでも耳慣れない横文字も多く、内容を理解しづらい人もいると思いますが、要するに「貸金業」であることには変わりません。
その商品概要は以下のようになっています。

〇貸付利率:年率0.9%~12.0%
金利幅は、0.9%~12.0%と幅広く設けていますが、最大値の12.0%としても、かなりの低金利です。
但し、最小値の0.9%はみずほ銀行、ソフトバンクとの情報提供を行った人に限られています。

〇契約極度額:10万円~1,000万円
最大極度額が1,000万円なので幅広い層に対応可能です。

〇申込みから契約まで全てネットで完結
J.Score(ジェイスコア)への申込みは、スマホ、パソコンのみで、電話や窓口での申込みは対応していません。カードの発行はなく、融資も銀行口座への振込みで行われます。
また、平日の14時45分までに借入れの利用手続きが完了していれば、申込みした当日の融資が可能です。

〇無利息サービス
新規契約者に限り、翌月返済日までの利息相当分をキャッシュバックの特典があります。

●審査

J.Score(ジェイスコア)の審査が特徴的なのは、前述したように、顧客に多種多様な質問を入力させて、ビッグデータとAI技術で分析、スコア化(点数化)することにあります。
顧客が入力する内容も、年齢や年収などの基本的な属性だけではなく、生活、性格、ファイナンス、情報連携、ウォレット、プロフィールと6種類のカテゴリーがあり、一見、審査に無関係と思えるようなライフスタイルに関する質問などを任意で回答してゆくようになっています。
もちろん、スコアが高い方が金利や限度額の面で、より有利な条件での利用が可能ということですが、回答したくない項目はしなくても大丈夫です。
また、最終的に申込みをするまでは、個人を特定されることはありません。

【表示される貸付利率や極度額はあくまで目安】

J.Score(ジェイスコア)では、各種質問に回答することで、スコアが加点され、それに応じた、貸付利率や契約限度額が表示されますが、これはあくまで目安の数値です。
実際の審査では、もちろん、指定信用情報機関を利用した他社での借入れ状況の調査もあります。
また、貸金業者なので、総量規制(年収の3分の1を超える貸出し制限)の適用もあります。

●感想

今回、J.Score(ジェイスコア)を紹介するについて、筆者も実際に、アカウントを作成し、AIスコア診断を行ってみました。
操作や質問事項もそれほど複雑なものはなく、スマホやパソコンの操作に慣れている若者であれば、難なく登録が可能だと思います。
しかし、これらの操作に慣れていない年配者には、登録すること自体がちょっと難しいかもしれません。
そもそも、そのような層をターゲットにはしていないということでしょう。

また、一見、審査に無関係と思える趣味趣向について入力することに、少なからず抵抗を覚える人もいるかもしれません。
但し、このような審査手法を採用することで、従来、融資出来なかった、低信用の方への融資が可能になる見込みもあります。

J.Score(ジェイスコア)のような試みは、日本では前例がない初の試みで、ベンチャー的な要素を含んでいます。
しかし、みずほ銀行とソフトバンクといった、日本を代表するトップ企業が、ファーストペンギンとして取り組んでいる商品なので、今後の動向には注目です。
キャッシング業界全体でも、いずれこのような審査手法が主流となる時代が到来するのかもしれません。

 

※J.Score(ジェイスコア)の「AIスコア・レンディング」の登録体験記はこちらでチェック

投稿者プロフィール

Itaru.Taguchi
Itaru.Taguchiライター
多数のサイトでライターを務める。特に専門分野はないがここ数年は金融情勢に関する取材依頼が多く、金融関係の執筆が多い。