CICとJICCの事故情報登録期間の違い

信用情報機関に、延滞や自己破産などのいわゆる「事故情報」がいつまで掲載されるのか気になる人は多いと思います。
当サイトにもこのような質問は、複数寄せられています。

キャッシング審査で最も利用されている、JICCの事故情報の登録期間については、既に、こちらの記事で詳しく解説させて頂きました。
JICC情報を徹底解説(その②「事故情報」について

但し、厳密に言うと、JICC情報の登録期間だけ熟知していても不十分です。
貸金業法に基づく、もうひとつの指定信用情報機関に、(株)シー・アイ・シー(CIC)がありますが、実は、JICCとCICでは、事故情報の登録期間が、異なっています。
このため、CIC情報の登録期間についても理解しておいた方が良いでしょう。

ライターから一言
JICCよりもCICの方が、事故情報の登録期間が長くなってしまうことがあるので要注意です。
CICに抹消依頼をするのも手です。
詳しくは記事をどうぞ。

 

【CICの延滞事故の登録期間】

JICCの場合、入金予定日より3カ月以上入金されなかったものは、「延滞」という異動情報が発生します。その後、延滞が解消されれば、「延滞解消」いう情報に変化します。
そして「延滞解消」が発生してから1年経過すれば、一連の延滞に関する情報は抹消されることになります。

CICの場合は、入金予定日より61日以上または3カ月以上入金がなければ、「異動」という情報が発生します。(ここまではJICCとほぼ一緒です。)
しかし、この「異動」が抹消されるのは、5年の期間を要することになります。
さらに、この5年間の起算日はどこからかというのは、各金融機関によって解釈が異なっています。
例えば、
・延滞が解消してから5年間
・契約終了してから5年間
どちらの解釈でも、CICの規約上は、問題ないことになっているのです。
契約終了してから5年間登録されるということは、事故発生時から考えれば、かなり長い年月、登録され続けることになります。

【CICの自己破産、債務整理の登録期間】

自己破産、債務整理についても同様です。
JICCの場合は、情報の発生日から5年ですが、CICの場合は、延滞と同じく、起算日に関しては各社の解釈が異なっています。
最長で考えれば、契約終了後5年間ということになります。

【JICCにも影響】

では、たとえ、CIC情報が抹消されていなくても、JICC情報が抹消されていれば、JICCにだけ加盟している消費者金融には、わからないかと言えばそうではありません。
JICCとCICは、貸金業に関する残高情報などの交流を行っています。(FINE)
このため、CICに「異動」が登録されていれば、おのずとJICCでも判明してしまいます。

【登録状況を把握するには】

このように、各社の登録期間の解釈が異なる以上、登録状況を正確に把握するには、自分自身の信用情報を開示するしかありません。
(開示方法については、各信用情報機関の公式ホームページを確認下さい。)
(株)日本信用情報機構(JICC)
(株)シー・アイ・シー(CIC)

また、JICC情報が既に抹消されている場合、CIC情報の抹消依頼をしてみるのも方法です。
情報を掲載している、金融機関が承諾すれば、事故情報を抹消してもらうことも可能です。

投稿者プロフィール

ShibataMasaru
ShibataMasaru金融専門記者
自らもかつて貸金業に従事。現在は金融情報専門のライターとして精力的に情報の収集及び当サイトを含め多数のサイトで執筆を担当。

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