キャッシングの種類 その①銀行カードローン

キャッシングは、大きく次の2種類に分類できます。

①銀行からのキャッシング
・・・銀行カードローンなど(銀行法が適用される)

②貸金業者からのキャッシング
・・・消費者金融、クレジットカードでのキャッシングなど(貸金業法が適用される)

どちらも使途自由のフリーローンがメイン商品で、商品性もほぼ変わりありませんが、適用される法律が違うのが大きなポイントです。
それぞれの特徴をまとめてみました。

 

ライターから一言
銀行カードローンは、
・収益性が高い
・消費者金融が保証してるからリスクが低い
ということで、急拡大してきました。
但し、最近は、過剰融資が問題視され自粛ムードです。
具体的には、
即日融資廃止
銀行版総量規制を自主ルールで導入
などの措置が講じられてきています。

 

♦銀行カードローン

【銀行カードローンとは】

かつて、銀行からの融資は、「目的ローン」がメインで、無担保無保証の小口融資は消費者金融の専門分野でした。しかし、近年は銀行による消費者ローンの活躍が目立ってきています。

都市銀行だけでなく最近では地方銀行も消費者ローンに力を入れおり、過払い返還や改正貸金業法施行により業者数が激減した消費者金融に代わる新たな受け皿として期待されています。

融資残高も2016年3月末には、ついに消費者金融やカード会社など貸金業者の残高を上回るようになりました。

銀行カードローンは、消費者金融などの貸金業者が保証会社となっていることが多く、消費者金融の無担保無保証融資のノウハウと、銀行ブランドによる優良顧客の集客力をあわせもった、まさに、いいとこ取りの商品とも言えるでしょう。

 

【銀行カードローンの特徴】

銀行カードローンの特徴としては以下のようなものがあげられます。

①総量規制の適用がない

中小規模の消費者金融業者数が減少した理由のひとつに、改正貸金業法施行による総量規制の導入があります。この総量規制によって、消費者金融業者は、原則、年収の3分の1を超えるようになる貸付けは出来なくなりました。

しかし銀行カードローンは、貸金業法ではなく銀行法が適用されるので、総量規制の適用もありません。そのため総量規制にとらわれることなく、相対的に信用の高い顧客に融資することが可能となっています。

②金利が低い

潤沢な資金力を生かして低金利を実現しています。銀行によっても違いますが、多くの銀行が、消費者金融よりも低い金利を提示しています。中には、かなりの低金利を提示している銀行もあります。

これに対し、消費者金融は、大手でも中小でも、100万円未満であれば年率約18%で、どこの会社もほぼ同じです。

③融資残高が高い

一般的に「銀行の方が消費者金融より審査が厳しい」といったイメージを強いと思いますが、実際は、銀行カードローンの方が消費者金融に比べて高額融資を実現しているケースも多く見られます。

キャッシングの利用が初めての顧客が多いのと総量規制の適用がないことが大きな要因でしょう。
また、消費者ローン市場で消費者金融に取って代わるべく、現在、各銀行が積極融資に転じているということもあるかもしれません。

 

【銀行カードローンはこんな人におすすめ】

このように銀行カードローンは、消費者金融に比べて、金利も安く利便性も高いので、初めてのキャッシングを検討中の人には超おすすめです。

また、総量規制の適用がないので、無職無収入の専業主婦の人でも審査可能なことも大きな特徴です。(銀行によっては、無職無収入の人の融資は受付できない場合もあります。

審査も世間のイメージほど厳しいことはなく、現在、銀行業界をあげて消費者ローンには力を入れているので、他に借入れがあっても、申込みをする価値は十分あります。

ただし、最近では銀行カードローンの過剰融資が問題になってきているので、今後、融資基準において、何等か自主規制が設けられる可能性はあります。

※追記(2019年7月18日)
現在、各行の自主ルールが強化され、宣伝文句も、
・「総量規制の対象外」という表現を改める
・「〇〇円まで収入証明不要」という表現を改める
・「専業主婦でも可能」という表現を改める
など、“安易な借入れを助長する表現”と捉えられかねない文言を控えるようになっています。

投稿者プロフィール

ShibataMasaru
ShibataMasaru金融専門記者
自らもかつて貸金業に従事。その経験を活かして現在は金融情報専門のライターとして精力的に活動中。幅広い人脈を活用した情報取集力には定評がある。
当サイトを含め多数のサイトで執筆を担当。

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