プロの年収額の見方を教えます!

キャッシング審査で、年収額は低いよりも高い方が、可決になりやすいのは当然のことです。
但し、これはその他の条件が全て一緒の場合の事です。

実際の審査では、年収額の高い人が否決になって、年収額が低い人が可決になることはよくあります。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
今回は、キャッシング審査における「プロの年収額の見方」を解説させて頂きます。

 

ライターから一言
生活にかかる費用は人それぞれ違うから、一概に年収だけで判断は出来ないよ。
この記事を見れば、キャッシング審査がどんな基準で行われているか理解出来ると思います。

 

【年収が多くても負債も多いケースがある】

たとえ年収額が多くても、それに比例して借金が多ければ、当然、審査は厳しくなります。
年収額の高い人には、既に他の金融会社が多額の貸付けをしていることも多く、負債過多で審査を通すことができないケースもあります。
特に、公務員とか大企業に勤務している人には、どの会社も融資をしたがるので、負債過多の状態になっている人が多くいます。

また消費者金融には「総量規制」という年収の3分の1を超える貸出し制限が法律で定められているので、これに該当する場合は、原則、融資することは出来ません。

 

【問題は生活維持費】

稼いだお金を全て借金の返済にあてることは不可能です。
人間が生きてゆくには生活費がかかります。
つまり、年収額から年間にかかる最低限度の生活維持費を引いた金額しか、支払いには回せないということです。
この「生活維持費」の算定には、大きく3点ポイントがあります。

①家族の人数

家族の人数によって、「生活維持費」は違ってきます。
単純に、2人家族よりも3人家族の方が生活維持費は高いと考えられます。
ましてや、10人家族と1人暮らしの人では、生活維持費は大幅に違ってくるでしょう。

②家賃・住宅ローン

家賃や住宅ローンは、毎月の大きな出費です。この負担がある人とない人では、生活維持費は変わります。

③生計維持者かどうか

同じ年収額でも、家族を養っている人と、そうでない人とでは、生活維持費は違ってきます。
家族を養っている人の方が、養う家族の人数分だけ、生活維持費はかさむことになります。
また、夫の収入で生活費を賄っている家庭の専業主婦は、生活維持費は0円という判断も出来ます。

このような「生活維持費」をベースにした審査手法は、クレジットカードやショッピングローンの審査では、「支払可能見込額調査」の算定として義務付けられていますが、キャッシング審査で義務付けられたものではありません。
しかし審査における根本的な考え方は同じはずです。

参考までに、クレジットカードやショッピングローンにおける生活維持費の算定表を下に記しておきます。

 

 

※支払可能見込額調査については、当サイトの記事【キャッシングとショッピングの審査の違い】に詳しく記してあります。

各カードローンの審査は、単純に年収額だけではなく、これらのことを総合的に判断して行われています。

投稿者プロフィール

ShibataMasaru
ShibataMasaru金融専門記者
自らもかつて貸金業に従事。現在は金融情報専門のライターとして精力的に情報の収集及び当サイトを含め多数のサイトで執筆を担当。

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