●概要
プロミスはSMBSコンシューマーファイナンス株式会社の消費者金融ブランドです。
かつては、プロミス株式会社という社名の大手消費者金融でしたが、2012年7月に株式会社三井住友ファイナンシャルグループの完全子会社となり、社名をSMBCコンシューマーファイナンスと改めました。
以後、知名度の高い「プロミス」という名称はブランド名として継承されています。
テレビCMも銀行傘下になる以前から長年継続しているので、消費者金融を利用したことがない人でも「プロミス」という名称をご存知の方は多いと思います。
プロミスは、アコム、アイフルと並んで消費者金融TOP3と言われています。
正直、このクラスの会社は安全性には全く問題がなく、どの会社も、もはや「サラ金」と蔑称で呼ばれる次元の会社ではありません。
はじめてキャッシングを利用する方が安心して申込み出来る会社であることは間違いありません。
●商品性
プロミスの商品は、フリーキャッシングに加え、レディースキャッシング、おまとめローン、自営者カードローン、目的ローンと用途に合わせて多彩です。
金利は100万円未満であれば年率17.8%が基本です。
主だったサービス内容としては、
・はじめての方は30日間無利息サービス有り
・WEB申込みで即日融資可能
・多彩な返済方法(銀行振り込み、ATM、コンビニATM、口座振替、等々)
・WEB完結が可能(カード不要、郵送物不要、WEBでキャッシングが完結)
・アプリローン(スマホでWEB完結)
などがあります。
その中で特に注目なのは、「WEB完結~アプリローン」です。
【WEB完結~アプリローン】
通常WEBで申込みした場合は、本人確認書類や収入証明の受け取り、審査結果などは全てメールでやり取り出来ますが、カードの発行だけは、来店もしくは郵送という手続きがどうしても必要になります。(自宅へ書類を郵送するということは、自宅での在籍確認の意味も含まれています。)
しかし、この「WEB完結」を利用すれば、来店や郵送物は一切なしでキャッシングが可能となるので便利です。
このWEB完結を可能にしているポイントは以下のような内容です。
①銀行振込みで融資することでカードは不要とする。
②返済方法は、口座開設時に本人確認が取れている金融機関からの口座振替に限定することで、在籍確認の代替えとする。
③契約証書はペーパレス(電磁的手法で発行)
キャッシング申込者の中には家族に内緒で利用したい人も多く、郵送物が不要というのはかなり大きな魅力だと思います。
しかし、返済が口座振替しか出来ないというのは、まだまだ発展途上でした。
そのデメリットを補うべく近年、「アプリローン」というサービスが開始されています。
スマホに専用アプリをダウウンロードすることで、申込みから借入れまでスマホでWEB完結することが可能です。
さらに、センブン銀行のスマホATMで「24時間いつでも」「必要な時に」「カードレスで」借入れすることが出来るという、通常のWEB完結を一歩前進させたサービスになっているので大注目です。
このようにプロミスは、業界のリーディングカンパニーとして常に新しいサービスを追求し続けています。
今後も時代のニーズに合わせて進化してゆくことと思われます。
●審査
審査基準の目安となる数値として承認率(可決率)があります。
承認率とは、申込み件数に対する承認件数の割合の数値のことで、この数値が高ければ単純に審査が通過しやすいという考えることも出来ます。
プロミスの承認率を確認すると、
2015年3月決算:41.1%
2016年3月決算:43.5%
2017年3月決算:42.9%
2018年3月決算:45.5%
2019年3月決算:45.2%
と横ばいで安定しています。
とここ数年は上昇傾向です。
対して競合他社のアコムの承認率は、
2015年3月決算:47.28%
2016年3月決算:47.96%
2017年3月決算:46.78%
2018年3月決算:44.82%
2019年3月決算:44.04%
となっており、プロミスはアコムに比べるとやや低めの数値になっています。
とここ数年は下降気味です。
このように見ると、一見、プロミスよりアコムの方が審査に通りやすいと考えがちですが、
但し、各社、同じ条件で集計した数値かどうかはわかりませんし、また、アコムの方がプロミスよりも総融資残高は高く、申込みをしてくる客層の違いも微妙にあるので、一概に判断は出来ません。
この程度の承認率の差は気にしなくても良いでしょう。
(プロミスの承認率についての詳細はこちらを参照)
また、こう言ってしまうと元も子もないのですが、プロミスやアコムのような超大手クラスの消費者金融であれば、どちらに申込みをしても間違いはないので、実際は、自分の好みで申込みをすれば良いのではないでしょうか。
投稿者プロフィール

- ライター
- 多数のサイトでライターを務める。特に専門分野はないがここ数年は金融情勢に関する取材依頼が多く、金融関係の執筆が多い。
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