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【これからの時代、信用情報のチェックは必須!】
皆さんは自分自身の「信用情報」がどうなっているのかチェックしたことはありますか?
現在、カードローン会社が審査で利用している、指定信用情報機関は以下の2機関です。
・㈱日本信用情報機構(JICC)
・㈱シー・アイ・シー(CIC)
そして、これら指定信用情報機関では、いずれも自分自身の「個人信用情報」を取り寄せることができるようになっています。
ひと昔前は、信用情報の開示までする人は、あまりいませんでしたが、個人情報の取扱いの意識が高まった、昨今では、自分の信用情報がどうなっているのか確認するため、情報開示する人が増えてきています。
と言うより、むしろ、これからの時代、カードローンを利用するなら、信用情報の開示はマストなかもしれません!
【信用情報を開示する意味!?】
中には、
「自分がどこでいくら借りているかは知っているのに、わざわざ信用情報まで開示する意味はあるの?」
と思われる人もいるかもしれません。
いえいえ、その意味は十分にあります。
①カードローン会社から、どう見られているかがわかる!
カードローンの審査で重要なのは、自分が実際に他社でいくら借入れしているかということではなく、“カードローン会社から、他社借入れがどのように見られているか”ということだからです。
あえて、乱暴な言い方をすれば、信用情報に掲載されていなければ、その借入れがいくらあろうと、どれだけ遅れていようと、こちらからわざわざ申告しなければ、カードローン会社にはわからないということです。
このような観点から情報開示して分析をすれば、カードローンの「必勝法」のようなものが見えてくるかもしれません。
②どうして審査に落ちたか原因分析が出来る!
「カードローンの審査に落ちたけど原因がわからない!」
こういう人って、結構多いんじゃないでしょうか。
審査に落ちた理由は、カードローン会社に聞いても、基本的に教えてもらえません。
信用情報を開示して分析すれば、審査に落ちてしまった原因がわかるようになるかもしれません。
③誤った情報を訂正させる!
このように、カードローンの審査では重要なウエイトを占める信用情報ですが、実は、皆さんが思っているほど完璧な情報ではありません。
信用情報への登録は、各金融機関やローン会社に委ねられているので、時には、間違った登録がされていることもあります。
例えば、自己破産をして免責確定した場合、本来、カードローン会社は完済情報を信用情報機関に報告しなければならないのに、完済情報が出ていないため、「長期延滞」という状態のまま残高が残ってしまっていることはよくあります。
(参考記事:【こんな誤解が生じる可能性も】)
もし、開示した情報に誤りがあれば、信用情報機関に調査依頼をして、業者に訂正させることが可能です。
カードローン会社は、否決理由を公表することはないので、正確に分析は出来ませんが、私の経験上、誤った情報が原因で否決になったと思われる人は、実は、結構います。
【カードローン目的ならJICCだけで充分】
前述したように、カードローン会社が利用している指定信用情報機関は、JICCとCICの2機関あります。
もちろん、JICCもCICも両機関に開示をすれば、より正確な情報を得ることができますが、そこまでしなくても、カードローンの利用目的で開示をするのであれば、JICCだけで充分だと思います。
もともと、JICCはキャッシング向け、CICはクレジットカードやショッピングクレジット向けの情報機関ということもあって、実際のカードローン会社の審査では、JICC情報が重宝されているからです。
・スマートフォン
・郵送
・窓口
で手続きが可能になっています。詳細はJICCの公式ホームページで確認して下さい。
投稿者プロフィール

- 金融専門記者
-
自らもかつて貸金業に従事。その経験を活かして現在は金融情報専門のライターとして精力的に活動中。幅広い人脈を活用した情報取集力には定評がある。
当サイトを含め多数のサイトで執筆を担当。
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