現在、ネット上には様々な「キャッシング比較サイト」が存在します。(当サイトもこれらのひとつと言えるでしょう。)
これらのサイトは、各キャッシング会社をわかりやすくランキング形式で紹介しており、数あるキャッシング会社から申込み先を選択するのに参考にしている人も多いと思います。
しかし、これら比較サイトやランキングサイトの情報はどこまで信用できるのでしょうか。
正直、ネット上の「比較サイト」は広告収入目的のものがほとんどです。
そのようなサイトのランキングは、単にサイトの運営者がより儲けられると判断した会社がランキングが上位にきているだけです。
このような中から信憑性が高い情報を掴むには、読み手側も情報を取捨選択できるようスキルアップが必要です。
記事を参考にして下さい。
コンテンツ
【甘いキーワードは信用できない】
比較サイトの中には、「審査が甘いキャッシング」とか「無審査キャッシング」など、過剰とも思えるキーワードで「リスティング広告」を行っているものもあります。
このような表現で宣伝しているサイトは、無差別にお金に困っている人を集客している、単なる広告目的のサイトがほとんどです。
そのようなサイトは、記事の内容に信憑性がなかったり、有益な情報を得られない可能性があります。
“甘いキーワード”で検索上位にきているサイトの情報はご注意ください。
※追記(2019年7月23日)
大手検索エンジンの「ヤフー」が2019年6月3日より、「Yahoo!プロモーション広告」の審査基準を変更し、いわゆる「アフィリエイトサイト」の広告を原則認めない措置に踏み切りました。
この措置によって、過剰な文言を用いてリスティング広告で集客することは実質出来なくなりました。
現在、掲載されているリスティング広告のアフィリエイトサイトも、徐々に淘汰されてゆくはずです。
【検索結果上位が良いサイトとは限らない】
ネット上には、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)対策だけで、上位表示されていうような質の低いサイトも見受けられます。
最近では、グーグルでも検索結果の表示順を決める基準を変えるなどして、対策を講じているので、徐々にそのようなサイトが上位にくることは減ってくるとは思われますが、まだまだ、そのようなサイトはネット上に蔓延しています。
「検索結果上位」=「良いサイト」とは限りません。
【こんな比較サイトは信用できない】
他にも、こんな比較サイトは信用できません。
① 専門性が低いサイト
キャッシングに関しては、ある程度の専門知識がないと記述、解説は不可能です。
民法をはじめ、貸金業法など関係法令にも精通していなければ、正しい解説は出来ません。
専門家から見れば、業界に詳しい人が書いた内容か、素人がそこらのネット情報をコピペして作成した内容かはすぐわかります。
専門記事の量が少ないサイトは信用できません。
② 更新頻度が低いサイト
キャッシング業界は、世論の影響で、法律や自主規制ができることも多く、世の中の流れに敏感です。審査基準などもそれに合わせて調整が行われています。
また、キャッシングを取り巻く環境も年々、変化をしています。
3年前に通用した情報は、もはや通用しなくなってきているものもあります。
常に新しい業界情報を仕入れて、時代に合わせた情報提供しているかが重要です。
更新頻度が低いサイトは信用できません。
【比較サイトは参考程度に】
比較サイトやランキングサイトはあくまで一般論としてとらえるべきです。
本来は、人それぞれ生活状況や趣味趣向も違うので、その人にあった、おすすめ業者も違ってくるはずです。(当サイトはそんなサイトを目指しています。)
必要以上に、そのサイト内でのランキングに固執する必要はありません。
また、その会社との出会い的なものもあるかもしれません。
比較サイトはあくまで参考程度にするのが良いでしょう。
※こちらの記事も合わせてどうぞ!(ネットでは語れないキャッシングの真実!?)
投稿者プロフィール

- 金融専門記者
-
自らもかつて貸金業に従事。その経験を活かして現在は金融情報専門のライターとして精力的に活動中。幅広い人脈を活用した情報取集力には定評がある。
当サイトを含め多数のサイトで執筆を担当。
最新の投稿
キャッシング豆知識2021.07.07行ってきました、貸金業務取扱主任者講習
ちょっとブレイクタイム2021.05.28紀州のドン・ファンの会社の登記情報を調べてみた!
ちょっとブレイクタイム2020.09.12ドラマ「半沢直樹」に見る消費者金融行政検査の実態
ちょっとブレイクタイム2020.07.28ショッピングクレジットをわかりやすく解説