キャッシングにも種類があるのですか?

キャッシングと一声で言ってもいくつかの種類があると聞きました。どんな種類があって何が違うのでしょうか?

ご質問のようにキャッシングにはいくつかの種類があります。
細かく分類すればきりがありませんが、大まかには、以下のように分類出来ると思います。

●フリーローン

その名の通り原則、使途自由のローンです。
定められた限度枠内で、入金と出金を繰り返すリボルビング契約主流です。
もともとは、10万円~50万円ほどの小口がメインでしたが、最近では、年収証明などで収入の確認をすることで100万円を超える高額の限度額を設けることも多くなってきています。
消費者金融や銀行のカードローンは、このフリーローンにあたります。
一般的に「キャッシング」と言えば、この「フリーローン」のことを指しています。

●目的ローン

使途自由のフリーローンに対して、資金使途が定められているローンのことです。
例えば、
・自動車ローン
・教育ローン
・医療費ローン
・リホームローン
がこれに該当します。
資金使途を限定することで、フリーローンよりも高額で低金利な商品というのが一般的です。
主に銀行が取り扱いしている印象ですが、消費者金融でも目的ローンの取り扱いを行っている会社はあります。
(消費者金融の目的ローンは総量規制の除外や例外となるケースが多いので、年収の3分の1を超える借入れも可能となるケースがあります。)
また、目的ローンは、その商品の性質からも、限度枠内で入金、出金を繰り返す契約形態ではなく、融資を受けた後は返済だけの契約となるケースがほとんどです。

●おまとめローン

複数の借入れの全部、若しくは一部を取りまとめることで、月々の返済額の負担を軽減することが目的のローンです。
その性質上、フリーローンよりも高額になります。
かつて、このようなおまとめローンは、連帯保証人や不動産などの担保を付けることが条件となっていることがほとんどでした。
しかし、貸金業法改正により、いまどきの貸金業者からのおまとめローンは、基本的に、従前契約よりも、「顧客に有利な条件」でのおまとめになっており、追加で、連帯保証人や担保を差し出す必要はなくなりました。
また、総量規制の例外となるので、年収の3分の1を超える借入れがあっても、融資を受けることは可能です。

この、おまとめローンは消費者金融に限らず、銀行でも取り扱いをしていますが、銀行で消費者金融の負債を取りまとめると、総量規制の対象であった借入れが、対象とならなくなってしまうので、理論上は、さらに年収の3分の1までの借入れが出来てしまうことになります。
このため「法規制の抜け穴」になっていると、多重債務を懸念する弁護士等からの批判もあります。

投稿者プロフィール

MiyakeSeiya編集者・ライター
主にサイトの編集を担当するが、記事の執筆も行う。某銀行に勤務していたが脱サラ。金融関連の出版社との馴染みが深く、金融業界の知識も豊富。

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